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リップル(Ripple)の解説

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リップル(Ripple)の解説

沼の底の忍者の里で長い間修行を続けてきた忍者。地の底を這う厳しい鍛錬のおかげで、仮想通貨界で最速の脚力を誇るようになった。

また、世の中の秩序を壊さぬよう、礼儀と礼節を重んじ、秘密裡に作戦行動を行う策士である。

リップル
世界中どこにでも5秒以内にお金を届けることができます!私、足が速いんですよ!それに最近はビル・ゲイツさんやアメックスさんなどの大企業からお仕事をもらっています!

けど価格上昇までちょっと時間がかかりそうです…。うちの親も価格を上げることよりも仕事を優先してますし…。

まず最初に言っておきます。リップルの通貨記号はXRPですREPではありません。REPはAugur(オーガー)という全く別の仮想通貨です。よく「リップル買ったよ~」と言ってオーガーを握っている人を見かけます。それ全然違うやつだからね!!!!

そしてよくXPRと間違えられます。芸人のガリガリガリクソンも間違えていました。

正しくはXRPです。よく初心者の方がTwitterIDを@〇〇〇XPRというように間違えて、痛い目に会っていますので注意しましょう。私も痛い目に会いました。
〇 エックスアールピー(XRP)
× エックスピーアール(XPR)

「あ~!ルピー!」と覚えてください。「ピーアール」って呼ぶのはダメだけどXRPの「PR(宣伝)」はしてね。

リップルの特徴

5秒で着金する最速の送金速度

リップル(Ripple、通貨記号:XRP)はもともと2004年にカナダのウェブ開発者である Ryan Fugger により開発された決済のための概念です。

リップルの特徴は何といっても送金スピードの速さ。ビットコインの送金スピードは数分~数十分、遅い時は数日なのに対し、リップルは4~5秒程度で着金します。比較すると驚異的なスピードだということが分かるのではないでしょうか。私もはじめて送金に使った時は速すぎてビビりました。

これは多くの仮想通貨が採用するプルーフオブワークの仕組みを使わずに、信頼できる一部の承認者(バリデーター,Validator)による合意により承認が行われるためです。この仕組みをコンセンサス(consensus)と呼んでいます。

イメージ

プルーフオブワーク……学校の生徒たちが次々と出てくる難問を必死で解く(一番早く解けた人はお小遣いをもらえる)

リップルの使うコンセンサス……先生たちが皆でテストの答え合わせをする

これぐらい違うから、答えが出てくる速度に差がつくわけです!その差が送金スピードの差になる。

Microsoft、マサチューセッツ工科大学、CGIなどの世界を代表する組織がバリデーターとしてリップルネットワークに参加しています。バリデーターノードは2017年7月時点で55個存在しますが、今後はさらに拡大していく予定なんですって!

リップルのメリット

銀行間の国際送金のコストを大幅に削減できる

リップル社の野望は大きいのですが、今は世界中の銀行にXRPを採用してもらうことを目標にしています。

銀行がXRPを使うと何か良いことがあるのか?というと、国際送金における大幅な送金コストの削減ができるんですよ!!

今、銀行が国際送金に使っているのはSWIFTというシステムです。このSWIFT、なんと使われ始めて40年近く経過している古いシステム…。

もしあなたの会社のパソコンが黒背景で緑文字のものすごい古いものだとしたら「もういい加減買い替えようよ…」となるでしょ?

それが買い替えられずに未だに使われ続けている…それがSWIFTを使った国際送金の現状。

リップル
今の銀行って40年前のシステムのままなんですか!!?

実は国際送金ができる銀行は限られていて、コルレス銀行と呼ばれる中継地点となる大きな銀行が業務を独占しています。日本だと三菱東京UFJ銀行ほぼ一択です。

今の送金は、地方銀行→三菱東京UFJ銀行→海外のコルレス銀行→海外の地方銀行…という文字で見るだけでウンザリでしょ!!

そのため、現状のSWIFTを使った国際送金には問題が山積みです。

  1. 時間がかかる
    複数の銀行を経由するためものすごく時間がかかります。目安として2~5営業日ほど。
  2. 手数料が高い
    国際送金に関わった銀行がそれぞれ手数料を取るので、1万円を送ったら5千円が手数料に消えてしまったという話もザラにあります。
  3. ミスが多い
    複数の銀行が関わるため、途中で手続きが忘れられてしまうリスクが上がります。多数の人が介するのでミスはつきものですね。
  4. コルレス銀行は大量の現地通貨を保有しなくてはならない
    コルレス銀行はどんな国へ、どんな通貨も送金できるようにしておかないといけないので、マイナーな通貨を大量に保有しておかなくてはいけません。倉庫に動かせない在庫がたくさんある状態。
    (ちなみに、この海外のお金を入れておく口座のことをノストロ口座と呼びます)

上記の問題を解決するためにRipple社はXRPという仮想通貨を生み出しました。
XRPは上記の問題を全て解決できる要素を持っています。

  1. 時間が短縮できる
    4~5秒で送金完了するので、いつでも即着金
  2. 手数料が安い
    どんなに高額な送金をしても通常1送金あたり日本円で1円以下の手数料しかかからない
  3. ミスが減る
    支払主から受取人までの送金ルートがちゃんと見えていて、確実に送金されるので、送金手続きのミスが激減する
  4. ノストロ口座を廃止できる
    XRPはあらゆる通貨と交換可能なため、銀行は自国通貨と必要量のXRPを持っているだけでOK

SBIホールディングスがRipple社と共同で会社を設立

日本でもXRPを採用しようという動きが出ています。日本の銀行の送金手数料が安くなるのはリップル社のおかげ!という未来も間近です!!

日本ではSBIホールディングスがRippleと共同で設立したSBI Ripple Asia株式会社が主導する内外為替一元化コンソーシアムという「海外の銀行や、時代の変化に負けないように仮想通貨を使って戦うぞー!!」というグループが誕生し、三菱東京UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行などの名だたる61の銀行が参加しています。

RCクラウド(Ripple Connectの略ですね)というリップルの技術を使った決済のためのプラットフォームを構築し、実用化に向けて準備しています。

海外の企業がXRPを本採用!

2017年10月にCuallix社というメキシコ・アメリカ・香港に拠点を置く金融機関がXRPを採用しました。米ドル→XRP→メキシコペソの送金を行ったそうです。
また、2018年1月に世界第2位の送金企業であるMoneyGram社がXRPを採用すると発表しました。Ripple社は「世界的送金企業の上位5社のうち、3社がXRPを使った送金を2018年内にはじめる計画を立てている」と発表しましたが、そのうちの1つがこのMoneyGramだったわけですね。同じく2018年1月にIDT Corporationと MercuryFXという2つの企業と提携しました。小口取引と企業送金を迅速に行いたいという理由でXRPを用いるそうです。
このように2018年になってから大企業との提携の発表が増えてきました。今後も提携先は増えていくことは確実なので楽しみですね!

リップル社が世の中を変える!?

ここまで銀行間の国際送金に焦点を絞ってきましたが、実はリップル社の野望はもっと大きいものなのです。

Ripple社は価値のインターネット(Internet of Value)を達成させるための努力もしています。

皆さん、インターネットのなかった時代は情報を調べるため、本を読んだり人に聞いたりしましたよね?ですが今やインターネットのおかげで様々な情報はボタン1つで簡単に手に入るようになりました。インターネットのなかった時代のことを「あー、めちゃくちゃ面倒くさかったなー、旧時代だったなー」と思うはず。

けど、お金に関してはどうでしょう?

銀行振込は翌日以降にならないと着金しませんよね。ネット通販で銀行振込をしても、業者の人にお金が即座に入るわけではありません。商品代1,000円の振込手数料が200円ぐらいかかってしまうのも「アアーーー!もったいないいいいーー!!」と思いませんか?

これらを解消するためにリップル社は「情報をインターネットで瞬時に運ぶように、お金もリップルのシステムを使って瞬時に低コストで運ぼう!」と考えているわけです。

すごいヤツらが集まってきた

「そんなデカイことできるわけないだろ…」と思いきや…。World Wide Web Consortium(W3C)という、今のインターネットの規格を作った団体にリップル社は加入しています。

インターネットの規格って何?というと、「WEBアドレスの最初にはhttpとつけよう」とか「エラーページは404にしよう」とか、そういう決まりです。

その決まりを作った団体にリップル社は加入し、ILP(インターレジャープロトコル)という「WEB上での仮想通貨の支払いルールはこういうのにしようぜー」という決まりを作成中です。

また、2017年10月に行われたリップル社主催イベントSWELLにW3C創始者のティム・バーナーズ・リーが登壇しています。インターネットの創始者が協力してるなんてスゴイ!というが私の感想。

リップル
ティムさんだけでなく、アメリカの中央銀行(FRB)の前理事長であるベン・バーナンキさんもスピーチしてくれました!

インターネットを作ったティム・バーナーズ・リー以外にも世界中の名だたる著名人や団体がリップル社に協力しています。

1、Bill & Melinda Gates Foundation(ビル&メリンダ・ゲイツ財団)
言わずと知れたビル・ゲイツです。mojaloophttp://mojaloop.io/)という少額決済のための支払いシステムをリップル社と共同で完成させたと2017年10月に発表しました。

世界中には銀行口座を持つことができない貧困層が20億人いるとされています。貧困層でもスマホなどのモバイルネットワークを所持しているため、mojaloopを使えば貧困層でもWEB上で決済ができるようになるというわけです。

ちなみにエリクソン(Ericsson)、ハーウェイ(Huawei)、Mahindra Comviva、Telepinの4つの携帯電話会社もmojaloopの通信速度を上げるために開発に参加しています。

2、American Express(アメリカン・エキスプレス)
クレジットカード大手のアメックスです。リップル社のブロックチェーンのネットワークを利用して、支払い速度をリアルタイム化させることを2017年11月に発表しています。

3、IMF(国際通貨基金)
世界経済の見張り役、IMFです。外国為替取引FXをやっている人なら馴染み深いのではないでしょうか。

リップル社会長のクリス・ラーセン(Chris Larsen)がHigh Level Advisory Group on FinTechのManaging Directorに選ばれました。何のこっちゃ、というとIMFのフィンテック(金融+IT)のアドバイスグループのメンバーになったというわけです。

他にはカナダ銀行の副総裁や、MITスローン経営大学院の教授などもいます。そうそうたる顔ぶれです。

あー、もうね、書ききれないです。本当にたくさんの世界的権威がリップル社に協力しています。

 

リップルのデメリット

価格上昇よりも流動性の確保に注力

散々良いことを書いてきましたが、デメリットもあります。リップル社が価格上昇を後回しにしている点です。

リップル社は銀行への採用や技術力への投資を優先させています。「まずは流動性を上げ、XRPを使う人や企業を増やすことが大事。良いシステムを堅実に組み上げていく。そうしたら自然と価格は上昇していく」とRipple社のMiguel Vias氏は言っています。職人気質な発言ですね!

そのため、短期的に価格が急上昇することを期待している人にはストレスに感じるかもしれません。

しかし、リップル社の資産の大半はXRPです。ようするにXRPの価格が上がらないとリップル社も困ってしまう!XRPが上がれば、より多くの送金に対応できて、リップル社も、リップル社の出資者も、みんなハッピー!

「ちょっと待った、リップル社が手持ちのXRPを売るの?価格下がるじゃん」と考えますよね。そのため、リップル社は自社に対し厳しい売却制限をかけています(ロックアップ宣言。2017年12月に実行)

これにより、リップル社が保有する550億XRPは凍結され、一定の時期にほんの少量ずつ売ることしかできなくなりました。これはリップル社が解除しようとしてもできない強固な凍結のため、誰も解除できません。

 

まとめ

仮想通貨としての性能が素晴らしく高いのに加え、政治力が強く様々な大手企業に採用されていることが魅力の仮想通貨です。

しかし、毎回かなり大きいニュースが出てくるのですが、それ以上のニュースが出てくると期待していたXRP市場はニュースに反応しきれず、価格上昇は緩やかです。

また、リップル社自体が価格の上昇よりもXRPの普及に注力しているため、長期的に投資をする人でないとガマンできなくなるかも。

 

リップルが買える仮想通貨取引所

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  • この記事を書いた人

えりしー

日刊SPA!で仮想通貨マンガ「仮想通貨今昔物語」連載中&金融情報配信会社フィスコのフィスコソーシャルレポーターとして仮想通貨コラムを配信中。 過去にFXトレードで数百万円吹っ飛ばした底辺トレーダーだったが、仮想通貨リップル(Ripple)に出会い、損失を取り返すどころか資産が増えてニコニコしている。投資手法は完全ほったらかしで全くトレードしないスタイル。 連絡先:cryptogirls11@gmail.com

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